伝統文化

一夏一夜の夢白鳥踊り

今日は。スマイルです。今回のテーマは、郡上市白鳥町の白鳥踊りです。白鳥町は、郡上踊りで有名な郡上八幡から更に北に20kmほど車で走った所に有ります。

白鳥町は、冬になると、当たり一面銀世界に覆われる山郷です。毎年夏になると、7月9日~9月24日の間に白鳥踊りが催されます。

白鳥踊りは、郡上踊りとは趣が違って、軽快な早いリズムに合わせて下駄を強く踏み鳴らしながら踊り、中にはまるでアユが水の中を泳ぐように軽快に踊る姿が見られます。

動画でも紹介していますが、若い人や子供たちが弾ける様に踊る様は見ていても楽しいものがあります。

白鳥踊りは、白山信仰の修験者の影響を受けていると伝えられていて、踊りのテンポがとても速くて無心に踊る姿を見てまるでトランス状態みたいだと言う人もいるみたいです。

白鳥踊りの曲は、「シッチョイ」、「源助さん」、「猫の子」、「老い坂」、「八ッ坂」、「神代」、「世栄」ですが、特に「世栄」は最速のテンポで、見ていてもとても楽しく飽きることはありません。

ただ、残念なことに、踊りのテンポがあまりにも早くて私の様に年齢を重ねた者ではとてもついていきそうにありません。ただ、地元の人は、高齢の方でも見事な足さばきで踊っている人もいて、流石に年季の入った人は違うなと感心させられます。

白鳥町の人たちの話によれば、踊り好きな人は白鳥に来て踊ると言うくらい誇りと自信を持っているみたいです。(対抗意識かも?)

郡上踊りは、古い景観の町並みも観光地として有名で、スケールとしては比べ物になりませんが、何故か哀愁を感じさせる踊りは、やはり、信仰的な伝統が色濃くしみ込んでいるからかも知れません。

白鳥踊りと郡上踊りの違いは、一口では言い表し難いですが、白鳥踊りは踊りのテンポが速いことから若い人や地元の参加者が多いみたいです。半面、郡上踊りはその知名度から地元は勿論のこと、幅広い愛好家がいて、外国人の参加もよく見かけます。

個人的には、白鳥踊りの方が好きなのですが、郡上八幡の町並みはとても風情があって、踊りが始まるまでの待ち時間にビールを片手にアユの塩焼きを食べたりして一日ゆっくり過ごすのも良いものです。

どちらが好きなのかと聞かれても両方とも夫々に捨てがたい魅力があるので、結局は「両方とも大好き!」と言うことになってしまいます。

早いもので今年も既に7月になって、すでに白鳥踊りも郡上踊りも始まっています。今年は下駄を新調して、カランコロンと下駄を鳴らしながら白鳥町と郡上八幡を散策してみたいと今から楽しみにしています。

我が家の猫ちゃんコーナー

我が家に同居している3匹(3人?)の猫たちを紹介します。最初に登場するのが紅一点のデブちゃん(恐ろしく良く食べます)、次に登場するのがキジトラのションタ、白黒ブチのココ(背中にハートの模様があります)です。この子たちのせいでパソコンが3台、テレビが1台破壊されましたが、それ以上に癒されていますから何をされても笑って見ているだけです。

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