さくら・サクラ・SAKURA
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今年のさくらは、咲き始めたと思ったら、ゆっくりと鑑賞する間もなく幕を閉じてしまった。それに追い打ちをかける様に桜が咲くのを待っていたかの様に意地悪な雨が桜を散り急がせてしまった。
今年は根尾の薄墨桜や、庄川桜、それに郡上街道(国道156号線)、奥飛騨路の桜も見に行きたかったけれど、とてもそんな時間の余裕はなかった。そのせいもあってだろうか今年の桜は何時もの年より何だか愛おしく、そして寂しげに感じた。
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今年のお花見に行けたのは、愛知県江南市の五条川の堤防と岐阜県各務原市の境川の堤防、そし岐阜県大垣市墨俣町の3カ所を見るのが精一杯だった。
境川の堤防の桜は、既に葉桜になってしまっていたけれどだったけれどこれはこれで風情があって綺麗だった。
今年の春は気ぜわしく足早に過ぎ去っていったけど、お花見が出来ただけでも有難かったと思う。海の向こうでは、戦争や、飢餓で苦しんでいる人たちが多くいることを考えれば、春が短いの、雨が桜を散らしただのと贅沢なことを言っていられませんからね。
私は子供の頃は、梅の開花から葉桜まで季節の移り変わりがゆったりとしていたような気がして、机の上で寝そべっている猫に話しかけてみたら、「そんな昔のことは分からニャイ」の一言(一鳴き?)だった。
話は変わるけれど、今の世の中は、フェイクニュースや、誹謗中傷のSNSの嵐の中で彷徨うことも有るけれど、そんな時は、スマホのスイッチをOFFにして、猫の様にのんびりとあくびをしたり、お昼寝をして過ごすのも良いかも知れない。
今年の春は、桜の他に愛知県江南市の曼陀羅時の藤の花を見に行く計画をしていたけれど、うっかり開花時期を見過ごしてしまった。
済んでしまったことは仕方がないので曼陀羅時の藤の花は来年のお楽しみにすることにして諦めることにした。きっと来年は今年の分も綺麗に見えることだろう・・。
バングラデシュから日本に留学している友人のイムランを大垣市墨俣町の桜並木へ招待したらとても綺麗で感激したと喜んでくれた。
彼は日本が大好きで、日本に永住したいと希望を持って勉強と仕事に励んでいる。それだけじゃなく、自分の生活を切り詰めて親元に仕送りもしている親孝行で頑張り屋さんです。
彼は、この春に晴れて日本語の試験と大学受験資格試験もパスして、次のステップに向けて人生計画を着々と進めている。頑張れ!イムラン!君の未来は明るい!
バングラデシュの他にインドネシア、ウズベキスタン、パキスタン、ミャンマー、ベトナムから大勢の若者たち日本へ留学していて、みんな日本に永住したいと希望を持っている。彼らのためにも日本の美しい自然や、歴史ある伝統を守っていきたいつくづく思う。海外からの留学生を多く見てきたけれど皆とても優秀で希望を持って仕事に勉学に励んでいる。中には医師免許を持っている留学生もいて、今は東京で医科大学の大学院で勉強している。
どの留学生も祖国と自分たちの文化に誇りを持っていて、アイデンティティをとても大事にしている。バングラデシュの友人は、ムスリム(イスラム教徒)で、日ごろからコーランの戒律を厳しく守り、ラマダーン(断食月)の時期は、水も食事も一切口にしない。でも誰とは言えないけれど、中には同じムスリムでもお酒や豚肉も口にする人もいるみたい・・。でも、仕方ありません。日本のお酒や料理は美味しいのだから。そしてここは日本だから大丈夫!!・・です。
この兄弟は、野良猫だった母親の遺伝子をしっかりと受け継いでいてとてもワイルドで、部屋の中を所かまわず走り回り、僕の体を踏み台にして高い所の棚に飛び上がったり、降りるときは、約2メートルの高さから寝ている私のお腹の上にダイビングしてきます。(約5㎏の衝撃は結構きつい・・)
襖はそこら中ひっかき傷だらけで、マットレスも鋭い爪の犠牲になって見るも無残な姿に変わり果てて粗大ゴミと相成ってゴミ収取車のお世話になりました。その他にパソコンを4台、テレビを1台、カメラを1台が奴ら(猫のことです)の傍若無人な振る舞いの犠牲になりました。最初の頃は腹も立ったけれど、今では全てを達観して何が有っても怒りません。
猫を飼うにはそれなりの覚悟と、ある意味の諦めが必要だと悟りました。猫を飼う心構えとして、「猫追うな、皿引け」の格言を肝に銘じなければなりません。そう、決して猫を追いかけてはいけないのです。(追いつく訳がない)そして専守防衛に徹することが大事なんです。
家に帰ると、奴らが(何度も言いますが猫のことです)フニャーと寄って来たり、コロンと仰向けになって足を広げてモフモフを要求されると、その途端に「おーよしよし!待っていたか?可愛い奴め・・」と、間違いなくこういう展開になります。奴ら(くどいようですが猫のことです)テレビを破壊してくれたお陰でテレビを観なくなって早寝早起きの習慣がついて健康になったと感謝している昨今です。最後にもう一つ、パソコン作業は、図書館を利用して行うことに決めました。これも、「猫追うな、皿引け」の一環なのですから・・。